シネマ座の怪人

映画館に住みたい

映画館好きの忘年会に行ってきた話

時が経つのは早いもので、気づけば年末。忘年会シーズンも折り返し、気温も財布の中身もすっかり寒くなってしまった。

さて、そんな吾輩だが、先日、塚口サンサン劇場のファンによる忘年会に寄せて頂いた。

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実はこのサンサン太郎君は吾輩の仕事だ!上手く描けた!?

よもやこのような記事にまで目を通すコアな映画好きの方々に塚口サンサン劇場様の説明は不要かと思うので割愛するが、まぁ、集まった面子のキャラの濃いこと濃いこと。

30名を越える大所帯であったが、マサラ上映をはじめとしたイベント上映の常連サンも多いおかげで、見知った顔も多々という不思議。

通路芸をする人、作品に合わせて小粋な衣装に身を包む人、紙吹雪の人、小道具に凝る人、叫ぶ人、歌う人。その人そのノリそのままで宴会をするものだから、さぁ、大変。やれ歌うは、エーオ!するわで大騒ぎ。鍋のうどんは伸びるばかりだ。

勿論、塚口サンの通常上映や、リバイバル上映のラインナップに惚れ込んだファンも多く、話はマニアックに広がり続け、留まることを知らない。本当に、作品チョイスが魅力的で、先だってのチャップリン特集も記憶に新しく、年末年始に掛けてはBTTFリバイバルや平成特集と盛り沢山。兎に角、劇場側が全力疾走するので、ファンも全力で走るほかない。 

そう、この集まりで驚くべきところはここなのだ。一緒に走る仲間なので、普通に集まって普通にはしゃいで、普通に同じ鍋の飯を共にするのは、なんら不思議なことではないのだが、映画ファンの集まりは多々あれど、特定の映画”館”のファンがこうして一堂に集まるのは実に珍しいように思う。

映画館のファンである時点で映画ファンであるのも確かだが、それでも、こうした「縁」の元、一つの場所をキッカケに、賑やかに楽しく忘年会ができている事、感謝したいと思う。

塚口サンサン劇場さん、幹事の皆様、ありがとうございました。本年も大変お世話になりました。また来年もどうぞよろしくお願いします。

エーオ!!

Bohemian Rhapsody (The Original Soundtrack)

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