第60回 グラミー賞「映像音楽」部門ノミネート作
2018年 第60回のグラミー賞ノミネートが発表されました!毎年、受賞作を集めたCDが出るのでそれを聞くのが楽しみなのですが、やはり、映画好きにとって映像部門のノミネートは気になるところ。
映像部門には3部門あります。さて、どの作品がノミネートされたでしょうか?
MUSIC FOR VISUAL MEDIA
Best Compilation Soundtrack For Visual Media
(サウンドトラック・アルバム賞)
・Baby Driver『ベイビー・ドライバー』
・Guardians Of The Galaxy Vol. 2: Awesome Mix Vol. 2『ガーディアンズ・オブ・ ギャラクシー:リミックス』
・Hidden Figures: The Album『ドリーム』
・La La Land 『ラ・ラ・ランド』
・Moana: The Songs『モアナと伝説の海』
堂々たる5枚が揃いました。どれも今年サントラが欲しくなった作品です。というか、既に手元に揃ってますね。ええ。どれも一枚かけると一日中ご機嫌で過ごせる名盤です。
Best Score Soundtrack For Visual Media
(サウンドトラック・アルバム作曲賞)
• Arrival 『メッセージ』
Jóhann Jóhannsson, composer
• Dunkirk 『ダンケルク』
Hans Zimmer, composer
• Game Of Thrones: Season 7 『ゲーム・オブ・スローンズ 第7章』
Ramin Djawadi, composer
• Hidden Figures 『ドリーム』
Benjamin Wallfisch, Pharrell Williams & Hans Zimmer, composers
• La La Land 『ラ・ラ・ランド』
Justin Hurwitz, composer
入ってきました。『メッセージ』と『ダンケルク』。サントラ未所持で聞き込んでいないので、それぞれの曲を口ずさむことはできませんが、緊迫感のある曲が作品を引き立てていた記憶はしっかりあります。hidden figures はこちらにも入ってきましたね。あの元気の出る力強いスコアはたまりませんからね。納得のノミネーションです。
Best Song Written For Visual Media (楽曲賞)
• City Of Stars 『ラ・ラ・ランド』より
Justin Hurwitz, Benj Pasek & Justin Paul, songwriters (Ryan Gosling & Emma Stone)
Track from: La La Land
• How Far I'll Go『モアナと伝説の海』より
邦題:「どこまでも」
Lin-Manuel Miranda, songwriter (Auli'i Cravalho)
Track from: Moana: The Songs
• I Don't Wanna Live Forever (Fifty Shades Darker) 『フィフティ・シェイズ・ダーカー』より
Jack Antonoff, Sam Dew & Taylor Swift, songwriters (ZAYN & Taylor Swift)
Track from: Fifty Shades Darker
• Never Give Up 『LION/ライオン ~25年目のただいま~』より
Sia Furler & Greg Kurstin, songwriters (Sia)
Track from: Lion
• Stand Up For Something『マーシャル』より
Common & Diane Warren, songwriters (Andra Day Featuring Common)
Track from: Marshall
『ラ・ラ・ランド』が入るのはもう分かっているんです。対抗馬はモアナでしょうか?アナ雪ほどキャッチィな歌詞ではありませんでしたが、力強く元気の出る良曲です。LIONも良かったですね。ついエンドロールでうるうるしてしまいました。フィフティシェイズとマーシャルは未見なので、これを機に音楽だけでも聞いてみました。なかなかムードのある曲ですね。女性ボーカルの伸び伸びとした声は好みです。
残念ながら、70年代の音楽パレードである『アトミック・ブロンド』や、カジュアルな選曲をしてきた『キングスマン/ゴールデン・サークル』は入ってきませんでした。
個人的には今年映画館で見た『ブレードランナー』という作品の音楽が良かったのですが
流石にノミネートされませんでした。